今や全国で色々な芋焼酎が作られていますが、やはり一番人気は鹿児島の芋焼酎だそうです。鹿児島の芋焼酎の魅力と「お湯割り」でのおすすめの飲み方等の情報です。芋焼酎を選び購入する前に参考にして下さい。
芋焼酎は、鹿児島焼酎ともよばれ、産地は主に鹿児島県です。かつては強い匂いとクセが原因で敬遠されがちだった芋焼酎(鹿児島焼酎)ですが、最近では愛飲家も増え、焼酎ブームの火付け役にもなりました。同じ芋焼酎(鹿児島焼酎)でも、銘柄によって違った個性ある味わいを楽しむことができます。
芋焼酎は。江戸時代から南九州で広く栽培されている甘藷(薩摩芋)を原料とした焼酎のことで、。鹿児島県では伝統的に広く飲まれおり、鹿児島で焼酎と言えば、基本的には「芋焼酎」のことを指すとさえいわれています。鹿児島の芋焼酎は独特の風味があり、味はかなり濃厚です。芋焼酎は以前は地元以外では好き嫌いが分かれていました。確かに芋焼酎は独特の香りがあり最初は敬遠される方も多かったようです。しかし、飲みなれてくると「芋焼酎の香りがクセになる」程、強力な芋焼酎ファンをつくるところも芋焼酎の魅力だと言われています。最近では芋焼酎の独特の匂いを抑えたものも作られているようですので、初めての方はそういうタイプの芋焼酎から味わってみるのも良いでしょう。(※鹿児島で生産される「薩摩焼酎」は、世界貿易機関のTRIPS協定に基づく産地表示の保護指定を受けているそうです。)
※本当の酒飲みには、お気に入りの芋焼酎を探し、お気に入りの飲み方を見つけることは、とても楽しいものです!
鹿児島の芋焼酎はお湯割りで楽しむ方が圧倒的に多いようです。鹿児島の芋焼酎のお湯割りは、通常焼酎6に対して沸騰したお湯4の割合…「ロクヨン」がおいしい飲み方とされています。本格焼酎のお湯割りは、度数が25度の場合、焼酎6割、お湯4割にすると、アルコール度も日本酒の燗とほぼ同じになり、旨みや甘みが増し、ソフトな飲み心地になります。
鹿児島の芋焼酎の通の人のお湯割りの作り方は、「まずお湯を入れた後に焼酎を加える」方が多いようです。その理由として、お湯を先に入れると、上手く混ざり合うと同時に焼酎が温まることによって、独特の芋焼酎の香りがほのかに立ち昇ります。こうすると焼酎の風味がやわらかく立ち上り、まろやかな飲み口になります。使用するお湯は熱湯よりも、85度くらいが飲みやすく最適です。割り方は焼酎6:お湯4でお湯割りをつくれば、完成したときの温度が40度くらいに冷めて飲みごろになります。芋焼酎の魅力を味わうためのお湯割りは、仕上がり40度がポイントのようです。ぜひ一度試してみてください。
鹿児島では独特の芋焼酎文化があります。ジョカでのお燗(かん)もその一つでしょう。ジョカという容器に芋焼酎を入れ、水で薄めて火(炭火)にかけながら、ちびちびとじっくり味わう飲み方です。温めるまえに、芋焼酎はあらかじめ割り水をしておき適度な割合にしておきます。水と焼酎がなじむまで数日間置くことによりまろやかな風味と舌ざわりが楽しめます。数日置いた芋焼酎を黒ジョカに入れて火(炭火)にかけるということです。
芋焼酎をお湯割りやジョカで飲む場合、注意しなければいけない事は、温度管理です。お湯割りでも同様に。で芋焼酎には、あまり高い温度をかけると、独特の個性あふれる鹿児島の芋焼酎の香りが飛んでしまいます。またアルコールの苦味が強く感じられるようになります。鹿児島の芋焼酎の香りをお湯割りで存分に満喫するなら、加熱のしすぎには十分に注意して下さい。
◆鹿児島の芋焼酎にあう料理とは!?
ソムリエで有名な田崎真也さんは、著書の「本格焼酎を楽しむ」の中で「芋焼酎の独特の香りは、豚肉や鶏肉の香りを引き立てる効果がる」と記しておられます。例として「宮崎地鶏や薩摩軍鶏(さつましゃも)の塩焼きのような、肉そのものの味わいを活かした料理は、芋焼酎によって香りを引き立たせることができる。」ということでした。ぜひ試してみてください。